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独立して肌で知った仕事の流れを公開します

2017.9.10

起業独立

独立して1年

独立してこの1年を振り返ってみました。実際にスタートして、肌で感じたリアルなことを綴っています。

仕事が決まるとすごく嬉しい

はじめて仕事が決まった瞬間は本当に嬉しかったです。駅のホームでガッツポーズで叫びたくなるくらい。お客さま、いままでお世話になった人、家族、仕事仲間に改めて、感謝の念が込み上げます。

お金が入るとめちゃんこ嬉しい

銀行口座にお金が実際に振り込まれると、安堵感とお金をいただく意味について感慨深く考えます。そして、お客さま、いままでのお世話になった人、家族、仕事仲間に改めて、感謝の念が込み上げます。

価値という言葉を考えるようになる

お金をもらうということは、自分が提供する価値に対し、お金を出していただいていることを身にしみて感じます。お金の対価が自身のサービス価値なのです。適当な仕事はできませんし、いただくお金よりも少し感動いただける仕事をしたいと思います。そして、「自分の仕事はこのお金をもらう価値はあるのか」、と考えるようになります。

価値が伝わらないと、仕事にならない

そもそも、お金を払うべきかを判断するのは事前に相手に価値が伝わらないと、決めてくれません。価値を伝えるスキルがない、経験がないと、驚くほど仕事にならないことを実感します。価値を伝えるために、強みや、差別化、資料、名刺など、伝える手段を悩み、勉強し、試行錯誤するようになります。

信用という言葉を考えるようになる

会社ではなく、完全に個人だと責任をすべて背負うことになります。打ち合わせの時間に遅れたり、提出物の期限が遅れたり、それだけで、「この人、大丈夫?」と不安を与えてしまいます。また、パートナーのクリエイターが遅刻したり、仕事の期限を守らないと、窓口になってる僕の信用問題になるので、パートナーに対してもシビアになると感じています。

時間は自由だが自由じゃない

スケジュール管理や、優先タスクの明確化など、時間に対する課題はたくさん出てきます。なにせ会社員とは違い、タスクを社員で分担ができず、昼夜時間に関係なくすべて自分の仕事になりますから。例えると、タスクを全部背負いこむマネジメントの苦手な社員みたいな感じになります。なので、どうしても調整が効かない場合は深夜や早朝、土日に仕事をしています。時間を確保するには、お金を払って外部に仕事を依頼することになります。お金を時間で買う、という概念に気づきます。

お金の使い道を自分で決める難しさ

独立当初は、自分でデザインからコーディング、ディレクションなど全行程をひとりでやってました。外部のデザイナーやコーダーにお金を流すのが、もったいなかったからです。忙しくなってくると、当然まわらなくなるので、依頼するようになります。そうすると、依頼することが当たり前の流れになると、依頼する費用がかなりかさばってきます。手元に残る利益と、時間のバランスとクオリティー、自身の作業ボリュームのバランスが重要なことに気づきます。

恩を売ると信頼が築ける。とはいえ。

自身の価値や信用を、先に知ってもらう方法として、安価で少額の案件でもいいので、まずは仕事をいただくという方法があります。そこで、金額以上の価値(感動)を実際の実務から感じていただき、継続して仕事をいただいたり、紹介につなげるのです。
個人的にここの考え方がすごく難しかったりします。なぜなら、実際に仕事をやるわけですから、安価でも工数はしっかりとかかるわけです。しかも、相手は「よくわからない奴に仕事を依頼してあげてる」という状態になります。
さらに安価で一生懸命やっても、相手に安くて早い、というブランディングがされてしまったら、紹介いただいても、安くて早いという前提で仕事をいただいてしまうかもしれません。
赤字続きで、なんでも仕事もらわないと潰れる状態なら、藁をも掴む状態なのでしょうが、この仕事の回し方は、あるフェーズで変えていかないと、WEB制作という仕事では、もたなくなると感じています。
値引きして安価で恩を売るには、工数がかかりすぎますから。
(あくまで私個人、WEB制作の場合です。)

申し訳なくて価格を安くしてしまう事実

勝手に相手のお財布事情を心配して、勝手に見積り金額を安くしてしまいます。60万円も払えるのかな?とか心配するのです。それで仕事が決まらなかったら、きついわけですから。しかし、60万円という金額はしっかり計算し、かかる時間やスキル、仕事のレベルや経費を考えて、妥当なわけです。言い方はうまくないですが「まじめに算出」しているわけです。
なのにびびって安くしてしまう。当然安くして利益が出ない、モチベーションが上がらない、相手の修正依頼に、「安くしてあげてるのに」と不満がでる。相手も、その対応に不満を感じる。いいことないですよね。
60万円の価値をしっかり理解していただいていれば、むしろ安いと感じていただくことも可能なので、事前に価値を伝える工夫をしていかなくてはいけません。

大勢の前で話すとブランディング(見る目が変わる)される事実

とある経営者の集まりで、事業の説明や、過去の実績や経験など、お話する機会を何度かいただいたことがあります。その場に集まった方は、すでに名刺交換し、幾度か会話もしたことがある方々なので、なにをしているかは知っていただいてるのです。そこで、あらためて順を追って、資料を用意して全員の前でお話をしていくと、見る目が変わることに気づきました。
「フリーランスのWEBデザイナーのあんちゃん」から「マーケティング経験の豊富なWEBコンサル」くらいに格上げがあったのかもしれません。その後、WEBサイトのご相談をいただけたり、受注にもつながりました。
価値や信用を事前に伝える方法として、多くの方の前で順を追ってじっくり話す、というのはとても有効だと肌で感じた瞬間でした。一人一人に安く仕事を受けて、信頼を築くよりも効率的で工数も割にあいます。

お腹がコーヒーでたぷたぷになる事実

打ち合わせの合間などで、カフェで仕事をするのですが、1日3件くらいまわると、たぷたぷになります。カフェインがきつくなるので、アイスティーとか、最近は烏龍茶を頼みます。マック(マクド)を除けばベローチェのコーヒーがお手頃です。

家族との時間が大幅に増える

仕事場所と時間は自由なので、保育園の送り向かいや行事の参加が比較的自由になります。園の夏祭りのお店の手伝いは唯一のパパは僕だけでした。昼間に自転車で近所を走ったりしてますが、ちゃんと●●ちゃんのパパは働いておりますよ。

たくさんの経営者と出会う

やはりここは独立してからの醍醐味でもあると思います。みなさま事業を継続、拡大されているすごい方ばかりで、刺激を受けたり、勉強させていただいています。また、物腰が柔らかく、金銭関係なく、アドバイスをいただいたり、時間を使う、共有することに抵抗もなく、じっくりと個人に向き合ってくれる謙虚な方が多い印象です。行動力も早く、決断も早い。そして楽しんでいる方が多い。一緒に仕事していて、「楽しい」と思える方々がつながっているのだろうな〜と感じています。
ここ1年で気づいたことをいくつか綴ってみました。
会社員時代には知り得なかったことがたくさんあります。この1年、非常に濃い時間を過ごせています。そして、仕事をつくるには、お客さまにとって、どんな価値提供ができるのか、仕事をする前に「伝える」ことが重要ということを改めて考えさせられています。
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