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CASE

職員全員でつくる「一貫したメッセージ」が、ブランディングを成功させる

ブランディング事例パレット様

就労移行支援事業所パレット様 ブランディング事例

パレット様は千葉県を中心に、3事業所を展開する就労移行支援事業所です。

もともと、2017年3月に弊社にてWEBサイトをリニューアル、保守運用サポートに加入いただき、運用や集客、改善などでずっとご相談いただいておりました。

ブランディングご依頼の経緯

「パレットの理念や、行動指針をあらためて見直したい」そうご相談をいただいたのは、2020年3月のことです。パレットの事業責任者、長谷川様からご相談をいただきました。その具体的な目的は、

  • パレットという事業所が、どんなメッセージを持って日々、利用者様と関わっているのか、WEBを通して明確に伝えたい。
  • 関わる病院や、就業先企業にホームページやリーフレットで差別化を測りたい。
  • 現職員や採用に対して、あらためてパレットという事業所を言語化し、共通認識をしていきたい。

というもの。実はすでに、ご相談いただく前から、事業所の理念と行動指針は、ご本人で作られていたのです。

話を聞くと、どうやら、おひとりで考えたとのことで、とてもわかりやすく魅力的なフレーズにはなっていたものの、ご本人的に「本当にこれでいいのか、正直不安もある」と心のうちを話てくれました。

私たちがそのとき感じたことは、

  • 取引先になる病院にフォーカスしすぎている印象。
  • みんなで築いてきたパレットの大切なメッセージは、みんなで作るべきではないか。
  • つくるのを目的にするのではなく、職員みんなが腹落ちし、その言葉を約束として、具体的に行動にできるものをつくるべきではないか。

と思ったのです。それをそのままお伝えすると、「ぜひ、一緒につくってくれませんか」と、正式にご依頼をいただくことになりました。

全体の流れとワークのご提案

今回のプロジェクトのテーマは「パレットの理念を伝えるタグライン」「コンセプトを伝えるキャッチコピー」「約束を掲げる行動指針」をつくること。そして、「全員で納得したものをつくる」「利用者・病院・就業先企業へ一貫したパレットらしさを伝えること」となりました。

ブランディングは、こうした一貫した想いを明文化し、共通言語をつくる。そして、その言葉をどうやって具現化し、実行していくかを決めること。そのうえで、各職員が再認識し行動していくことで、一枚岩のゆるぎないブランドがつくられていきます。

見た目だけ見繕ったブランディングではなく、一人ひとりがひとつの方向を見据えて、利用者や取引先と対峙していくことではじめて、本質的で強いブランドが生まれるのです。

今回の進め方は、

  1. 銚子事業所と稲毛海岸事業所をリモートでつなげ、全員参加でワークを実施
  2. ブランディングとは?を伝える講義からスタート
  3. お題を投げかけ、ワークと発表、まとめ、ディスカッション
  4. すべてのワーク結果を資料を回収し、弊社からコピーの提案
  5. あらためて全員で意見交換、決定
  6. WEBサイト、リーフレットのリニューアル

という段取りになりました。

ワークの実施

稲毛海岸事業所に訪問し、銚子事業所はリモートで繋ぎ、2事業所をまたいでワークをする。というのは、当時、かなり準備にバタバタしましたが、なんとかみなさまにはご迷惑をかけず、スムーズに進めることができました。何事も経験です。

ブランディングとは

まずは今回のワークの目的、最終的なゴールについてお伝えしていきます。そのうえで、理念を言語化すること、タグラインや行動指針などについて、事業所の「らしさ」を伝える大切さ、競合との差別化、ブランディングとは?について、スライド資料を使いながら説明させていただきました。

本部長の理念・行動指針の共有

すでに本部長が用意してくださっていた理念や行動指針を、本部長からみなさんに共有しました。そのうえであらためて、「このパレットにとって、大変重要な言葉を、私だけで決めるのではなく、みんなで作りたい」と、直々に伝えていただきました。

全員集まっての「そもそもパレットって?」という、根本的なことを問うミーティングは、実ははじめてとのこと。みなさんはじめは、そわそわした様子でした。もちろん、私たちのような外部の人間が入るわけですから、緊張もされていたかもしれません。が、なかなかそんな雰囲気も、すぐに吹っ飛んでいったわけです。

みんなが、いまやっていることの共有

まずは、本部長が用意してくださった行動指針をテーマにして、具体的に自分たちが現在、何ができているのか、心がけていることは何かを共有することにしました。

ここでは、すべての発言は絶対に否定しない。相手の話はしっかり「いいですね!」と、肯定することを前提に進めます。ポジティブな雰囲気のなかで、みんな笑顔で楽しく発言する空気をつくります。とはいえ、そもそもみなさん優しく、あたたかい方たちなので、そんな心配は1ミリもいりませんでしたが。

これを2人1組で話し合い、相手が話したことを記入用紙に書いていく、という流れで行っていきました。そして、組ごとに発表をしていきます。

個々で、利用者と真剣に向き合っていくうえで、「今できていること」「大切にしていること」が、すべて机上に出されました。この人は、こんな想いで仕事をしていたのか。この人は、だからこんなに仕事が好きなんだな。と、互いにたくさんの気づきがありました。それぞれの胸の内が発散されて、もくもくと、みなさんの真ん中に雲の様に想いや言葉、熱意が集まってきます。

これからしたいことの共有

続いては、「これからしたいこと」を出していきます。今できていないけど、やってみたいこと。これができたら本当に最高だよね。という、未来にフォーカスして、先ほどと同じ様に組になり、共有していきます。そのゴールは共通して、「利用者が自立して、幸せになってもらうこと」。

ふだん、「これやりたい」「あれやってみたい」というアイデアや、理想をみんなで語ることはないので、互いの話をわくわくしながら聴きました。なかには、ぶっとんだアイデアや、みんなが心から理想とすること。ちょっとしたことだけど、絶対やろう!ということなど、いろんな角度から、大量の意見が出てきました。

具体的な対策や、課題、解決案もたくさん出てきますが、その裏に込められた想いは、どんどん明確になり、互いの共通認識になっていきます。

具体的なフレーズに落とし込む

もくもくと、全員の認識や言葉、イメージが出てきたところで、一人ずつ、具体的なフレーズに落とし込んでいきます。お題は「パレットとはどんな事業所ですか?」という質問。シンキングタイムを挟み、記入用紙にそれぞれ書いていただきます。これをパレット紹介文として、20秒でスピーチをしていただきました。

何もない状態で、この質問はかなり難しい質問だと思いますが、これまでお互いの共通点や同じ想いを再認識しているので、輪郭ははっきりしてきています。これを一人ひとりがアウトプットしたうえで、また、みんなの考えを共有していくのです。

そして、ワークは終了。今回のワークで、みなさんからいただいたお話や、記入用紙は、言語化の材料として、私たちが大切に持ち帰ります。とにかく、みなさんには、終始楽しく参加いただけて本当によかったです。

本部長からも、「あらためてみんなが考えていることがわかって、貴重な時間になった」と、感謝のお言葉もいただきました。職員のみなさんが、足を止めて、あらためてパレットのことを考え、共有し、共感する。パレットのことがもっと好きになる。そんな時間になったのではないかと思います。手に入った材料は、しっかり料理させていただきます。

コピー制作

弊社、ティラノ・クリエイティブ・アーツ株式会社では、いつもお願いしているコピーライターがいます。私たちだけでも、クオリティの高いコピーは書けると自負はしていますが、やはり餅は餅屋。専門家の力を借りて、じっくりと言語化をしていきます。

  • WEBサイトのメインビジュアルに掲載する、事業所のコンセプトを伝える「キャッチコピー」
  • 事業所の在り方、理念を伝える「タグライン」
  • 行動指針として事業所内外に掲げる「3つの約束」

この3つをつくっていきます。それぞれ、数案を制作し、じっくり検討していきます。私たちは、ワークを通して、職員のみなさんの雰囲気や熱量を、肌で感じていますので、出てきた数案の「熱感」「らしさ」「雰囲気」という視点からも精査をしていきます。

そのうえで、ブラッシュアップされたコピーたちを、本部長、そしてみなさんへご提案させていただきました。決まったのはこちら。

《キャッチコピー:パレットが掲げる想い》

あなたの⾊が、
のびのび出せる、生活へ。

《タグライン:パレット職員全員の考え方》

一人一人の違いを、
一人一人の生きがいに

《3つの約束》

-とことん個性を大切に-
あなたらしさを、
大切にします。

-とことん聴く-
相談してよかったと思えるように、
心の声まで しっかり聴きます。

-とことん寄りそう-
あなたが安心して頼れる
パートナーを、目指します。

ウェブサイトに掲載したものはこちらです。「パレットの想いをコトバにしました

無事に決まり、大変喜んでくれて私たちも一安心です。これから決まったフレーズを、WEBにデザインに落とし込んでいく工程にはいっていきます。休んでいる暇はありませんね。

事業所が伝えたいこと、雰囲気や誓いといったこと、そして具体的に伝いたい相手、感じて欲しいことなど、すでに重々、こちらも理解させていただいておりますので、アウトプットはお任せください。

WEBサイトリニューアル

サイトマップとサイト構成ラフ

WEBサイトをリニューアルするからには、成果を求めなくてはいけません。あらためて、リニューアル前のアクセス解析をし、SEOを前提とした理想的なサイト構造(サイトマップ)を切り直します。

その上で、サイト構成ラフ(ワイヤーフレーム)を制作していきます。利用者が検討する就労移行支援の特徴やメリット、他事業所との違いをしっかりと明確にするとともに、今回制作した想いや理念、約束といったブランドの根幹になる部分、両軸を魅力的に見せる構成でサイトを設計していきます。

想いだけ先行して伝えても、すぐにそこが就労移行支援事業所を決める判断基準にならない人もいるし、スペックや特徴といったある意味、表面的なメリットだけで判断されても、競合とのぶつかり合いになったり、深く共感した人は集客できません。両軸のバランスをうまく、組み込む必要があるのです。

デザイン

デザイナーの手によって、デザイン制作します。パレットらしさ、そして伝えたい人にしっかり届くデザインができました。情報導線も綿密に設計しているので、見た目の雰囲気や与える印象はもちろん、お問い合わせまで、効率よくかつ読みやすい構造も理にかなっている。そんなデザインになっています。

コーディング・WordPress

WEBサイトを運用していくうえで、よりスムーズにより安全に使っていただけるよう、コーディングとWordPressの構築を進めます。もちろん、Googleが提唱するSEO準拠のサイトに仕上げます。

ホームページの公開

サイトは完成し、リニューアルを実行させていただきました。制作期間は6ヶ月ほどになりました。

ブランディングおよびWEBリニューアルによる成果

リニューアル後、毎月のお問い合わせ数は着実に増え、平均すると約1.5倍に増加。事前にホームページ上で、しっかりと事業所の想いやスタンスが伝わるので、初回にお話するときも、とてもスムーズになったとのこと。

取引先の病院や企業、また採用の際も、事前に伝わっていることのメリットを日々感じていただけております。

もちろん、数字に見える成果だけではなく、職員同士の深いコミュニケーションの場や、あらためて再スタートという節目となリ・ブランディングの機会になったかと思います。

ブランディングというのは、繰り返しになりますが、だた表面的なデザインを一新するだけでは失敗をします。そこに携わる人たちの想いを、あらためて見つめ直し、練り直し、言葉として具現化する。そして、みんなが腹落ちすることから、はじめるのが成功の鍵です。

みんなの想いをひとつにしたい。企業や組織の一貫したブランドをつくりたい。という、方は、ぜひティラノ・クリエイティブ・アーツ株式会社ご相談ください。現在、毎月3社限定で、無料相談を実施しております。ブランディングやリニューアルを検討中の企業様はぜひ、お問い合わせください。

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