SimilDesignはTYRANNO CREATIVE ARTS株式会社に⽣まれ変わりました

2016年9月に個人事業主として開業した「SimilDesign」は、約4年の時を経て、2020年7月に、「TYRANNO CREATIVE ARTS株式会社」という会社になりました。

実は、法人にした前後で、運命を変えるようなお客さんとの出会いが数社あり、大きな流れを感じています。設立から３ヶ月ほどですが、すでに個人事業主時の年間売上を超えました。本当に感謝です。ありがとうございます。

メイン事業「ビジョン策定プロジェクト」がスタートしました

SimilDesignからはじまり、Webサイト制作をメイン事業に実績を重ねてきました。

私のコンセプトとしては、ただ集客できるサイトをつくる、ただ美しいサイトをつくる。とか、そういっただけではく、経営者の考え方、人柄、スタンスや想いや夢を、じっくりとヒアリングして、人柄を身近に感じて、それを形にすることにこだわってきました。

スペックや金額で、選ばれるのではなく、その「会社らしさ」で選ばれることが、企業と消費者とのミスマッチを無くし、お互いに幸せになれる方法だと気づいたからです。

それを追求していくと、それが「ブランディング」というひとつの考え方だと、知りました。見た目やデザインを統一するだけのブランディングではなく、企業の理念や、ビジョン、行動指針などから根本的に見直し、それを約束として社内外に浸透させていく、そんな活動です。

そこには体系化された方法や、ノウハウ、実績も多数ありました。私はその「ブランディング」を夢中で勉強しました。そして、「ビジョン」をともに作ることが、私のやるべきことだと、気がついたのです。

なぜビジョンにこだわるのか

私自身、20代の会社員時代は、自分のビジョンやミッションについては、まったく考えたこともありませんでした。

毎日、がむしゃらに働くことで、できなかったことができるようになる成長。部下が増え、頼られる充実感。ありがとうと言ってもらえる仕事の対価や給料。こういったことが、仕事の楽しさや、モチベーションだったと思います。

しかし、中間管理職になり、できることが増え、いろんなことに慣れてくると、漠然とした不安が私を襲いました。いままで目の前の仕事を一生懸命やってきたのですが、ふと、空を見上げると、その先には、描く未来が何も見えなくて、とても不安になったのです。

「何のために俺は働いているのだろう」と自問自答の日々がはじまりました。

お金のためなのか。家族のためなのか。自分のためなのか。ここで、この仕事で働き続ける意味は何か。もやもやと、めそめそと悩み始めたのです。

そして、ある書籍に出会いました。そして、その本で気づいたのです。自分には「ビジョン」がないということに。そこから、ビジョンの本当の大切さを、身をもって感じるようになりました。

「パパは何で働いているの？」と聞かれたら、どう答えるか

子どもに「何で働いてるの？」と聞かれたら、何て答えるでしょうか？

たぶん、「お金を稼ぐためだよ」とか、「家族のためだよ」とか、一般的な答えってこんな感じじゃないでしょうか。昔の自分も、そう答えてたと思います。

先日、６歳の娘に質問されました。

「パパは何で働いてるの？」と。

ついにこの質問が来たな！と嬉しくなりました。私は迷わず、

「仕事が楽しいから、働いてるんだよ」

と答えてやりました。

「ふーん」

と娘は、にんまりしながら、私の目を見ていました。

社会人になったら、遊べないから大学のうちに遊んでおけよ！

と言われた人は多いんじゃないでしょうか。

小さい子どもに、「仕事は大変だよ。イヤでもやるんだよ」

と伝えてたら、そもそも仕事をする前から、仕事が大嫌いになるでしょう。

私たち、大人が「仕事は心から楽しいことだよ」「自分の叶えたい未来のために、やってるから楽しいんだよ」と、胸を張って言えなければ、子どもの未来は暗いものになってしまうのではないでしょうか？

どうしたら、大人たちはワクワクと、いきいきと働けるのか。

私は、それは自分の「ビジョン」を心に宿すことだと思っています。

実現したい夢がある。世界がある。形がある。

それに近づくために、仕事をする。

私はTYRANNO CREATIVE ARTS株式会社という会社を通して、みなさんのビジョンをかたちにする仕事を、こつこつと着実に、やっていきたいと思っています。

TYRANNO CREATIVE ARTS株式会社のビジョンについては、こちらのページに載せています。ぜひご覧いただけますと幸いです。