想いを言葉に、そしてカタチに|パレット稲毛海岸・銚子
就労移行支援事業所パレットの想いをコトバにしました
就労移行支援事業所パレット銚子・稲毛海岸様は、2017年からお付き合いがあるお客さんです。2020年のはじめ、あらためてご担当者さま(施設責任者)より、ご相談をいただきました。
「ホームページをリニューアルしたいのですが、あらためてパレットの理念を掲載するページも作りたいので、ご相談できますでしょうか?」こうして、改めてご相談いただけることは、大変ありがたいことです。
そして、実際にお会いし、具体的にご要望や課題、実現したいことなどをお伺いさせていただきました。
理念を事業所内外に発信し、パレットの本当に伝えたいことを表現したい
ご担当者さまのほうで、すでにパレットの骨子となる理念や想いをまとめた資料を用意していただいていました。とても素敵な内容で大変共感したのを覚えています。さらに我々がご協力できることを、あらためてご提案させていただきました。
- スタッフの方と、一緒に作り上げる工程はとても大切であること
- 誰でもわかりやすい言葉で、はじめて見る人にも、明確に風景や雰囲気が伝わること
- 言葉はより深いところから抽出する作業が大切なので、事業や本部長についても、時間をかけてじっくり振り返る必要があること
- ひとりでは、判断が難しいことが多々起きるので、我々が全力でサポートさせていただきたいこと
そして、正式にご発注をいただき、企業アイデンティティーの策定に入りました。
ブランディングはじっくりと対話をし、深堀をしていく
まずは施設責任者でもある、ご担当者さまに対し、オンラインで事前にじっくりヒアリングさせていただいた上で、ミーディングルームを借り、数時間かけて打ち合わせを行なっていきました。
弊社ディレクターが主に、ファシリテーターとなり、事業所のビジョンや、競合に対する強みなどを洗い出していきます。そして、あらためて企業アイデンティティーの方向性や骨子を明確にしていきました。
次の段階では、全スタッフへアンケートを実施しました。一人一人のアンケートをもとに全スタッフに参加いただき、ワークを行いました。2事業所ありますので、ひとつの事業所は、Zoomで繋ぎ、全部で15名規模のミーティングになります。
そこでは、まず企業アイデンティティーやブランディングについての説明をスライドを使って、全スタッフに共有していきました。そして、ご担当者さまと事前に固めた骨子の共有もしていいきます。
事前に方向性を共有し、ワークを進めていきます。ワークでは、日々の仕事のスタンスや、考え方、理念に対する意見や事業所の進むべき未来など、一人ひとりにフォーカスをし、言葉を抽出していきました。
全スタッフの内なる想いが共有され、一体になる
みなさん、ふだんの業務では、なかなか話さない様な「本質的な話」に、お互いにたくさんに気づきがあり、ワークは白熱していきました。そこには、利用者さんのことを第一に考えた、とてもあたたかくて、熱い想いが飛び交っていました。
大量に出された言葉の情報を整理し、ともに企業アイデンティティーとなる言葉の脈をつくっていきます。その脈をもとに、またスタッフと議論を交わし、ぶれのない言葉に固められていきました。
完成した理念とページはこちらです。
https://www.palette-chiba.jp/brand/