ブランディングによる恩恵は働き方も変える
ブランディングという言葉はなんかかっこいいし、なんか重要そう。けどその反面「意味がよくわからない」言葉だと思います。そこで、僕のような個人事業主や小規模の法人において、ブランディングとはどういうことで、ブランディングができるとどんな恩恵があるのか、考えてみました。
ここでのブランディングは大企業のAppleやマクドナルドの超大手のブランディングがどうのこうのという話ではなく、あくまで個人や小規模の集客という視点でのお話です。
まず、ブランディングができていない状態だと
- 自社のWEBサイトやブログから新規でお客さんがまず来ない。
- 来ても、営業電話。時間搾取だけでなく、しばらく気分も害する。
- 来ても、見積もりだけして、金額で選定されておしまい。
- 安いからといって、一回来てもらったはいいがリピートしない。
- 提示する金額の理由が伝わらず、高いと感じられてしまう。
ブランディングができている状態
- 自社のWEBサイトやブログがらコンスタントに新規で集客ができる。
- すでにサービスや価値を知っている人しかこないので、余計な説明不要。
- 提示する金額に対しても、価値を知っているので高いと思われない。
- 安いだけで業者を選ぶお客さんと働かなくて済む。
- 価値を理解していないお客さんと働かなくて済む。
- みんな笑顔で働ける。
ブランディングができていると、理想的な働き方が実現できます。世の中、みんなこういう状態になったら、素敵だな〜と思うわけです。
どうやってブランディングをしたらよいか
小規模企業や個人事業主がTVCMを打ったり、バナー広告を月何百万も運用するなんていうのはまず、現実的ではないですよね。一気にそんなお金使ったら、家族全員顔面蒼白になります。
ロゴのデザインと名刺と、WEBデザインと、看板デザインと、ブランディング企業に丸投げして600万円!なんてお金をかけても、すぐ元が取れる保証なんてどこにもありません。レベルの高い企業にお願いすると、コンセプトから緻密に固めていくので、予算に余裕があれば、見た目・見せ方のブランディングは絶対どこかのフェーズでやるべきだとは思います。
決まり切った答えですが、これしかないんです。やってできてる人は実感してますし、できてない、やらない人は検討も付かないと思います。
ホームページとブログです
こつこつしっかりと、自分自身で伝えたい人に伝えたいコトを発信していく、ただこれだけです。
マス広告のように不特定多数、大勢に発信しなくても、個人事業主や小規模企業であれば、集客すべきお客様の数は限られているので、限られた数のgoogle検索からのお客様でも、知り合いの知り合いの範囲のFacebookでも、濃いお客様という前提であれば、母数は十分なはずです。まずはそこから、事業のサービスや価値、想いをしっかり発信していくことからスタートです。
ブランディングは身を守ってくれる
ホームページやブログでブランディングができると、防御力が格段にアップします。例えば、ブランディング「ゼロ」、防御力「ゼロ」の状態で、見込み客と対峙すると、「価格はいくらですか?」「どんな仕事してるんですか?」「得意な分野はなんですか?」「あなた一体なんなんですか?」「お仕事欲しいんですか?いらんの?くださいは?」となりかねません。
そこで、どうしてもプレゼン能力、交渉能力という攻撃力が必要になってしまうわけです。その場で、価値を理解いただくまで説明しなくてはいけなくなります。正直、営業トップクラスの口のうまさがあれば問題ないでしょうが、口下手な私にはとても無理です。「もともとクリエイター系の制作側の人間なので」、という言い訳もします。言葉たくみに戦えるようになるには相当な修行が必要になります。結局、伝えたいことの半分くらいしか伝わらず、契約にならない、なんてことになるでしょう。
攻撃力がなくても、ブランディングができれば契約になる
すでにあなたの事業の価値を完全に理解している方と、対峙することになったらどうでしょう?もしかしたら、ほとんどしゃべらなくても契約になるかもしれません。契約する前提でお会いしていただけることもあると思います。
これがブランディングができている状態と、できていない状態の差なのです。
なんでもかんでも、安くても仕事を請けてつなげていく働き方から、自分の決めた価格で、自分の価値を理解した方へサービスを提供する働き方へシフトできるのです。
ブログやホームページを経由したお客様は、言い方はよくないですが、ある意味フィルターがかかった状態で、優良顧客となります。逆に、なにも見てない、なにも知らない方がくると「ちょっと僕のサイト、いっかい見てからまた来てくれませんか?」という、ちょっと嫌なヤツになれるわけですね。そんなこと本当に言ったら正真正銘嫌なヤツになってしまいますが。
だれにでもヘコヘコとなんでもやりますよ〜、というスタンスから、理解ある相手や好条件の案件をしっかり選んで仕事ができる。これがブランディングの恩恵だと思っています。
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