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顧客に選ばれる人、そして顧客を選べる人は理念を語り、伝えている

人は何を見て、仕事を依頼したり、買い物をしているのでしょうか。
ある意味、実績やスキル、品質の見ためなどが他社に見劣りしても、確固たる理念があれば、なんとかなるんじゃないかとも思うのです。
お客さんに何を基準に選ばれるべきか?
WEBデザイナーの例で考えて見ます。
クライアントがWEBのページを作って、商品を売りたいので、発注先をさがしているとします。
そしてたまたま、とあるWEBデザイナーさんの作品を見たとしましょう。
その方はぱっと見、レベルが低く、クオリティも低く、ちょっと発注はできないなー、と感じました。
デザインのスキルという観点だけで、他の方と見比べてしまうと、どうしてもこの人には発注はできない。
しかし、例えば、きちんと話す場があり、
このデザイナーが自分の理念を語り出したらどうでしょうか?
自分のサイトがあり、自分の理念を明確に打ち出していたらどうでしょうか?
相手の理念をよくよく聞いてみる
そのWEBデザイナーさんはこう語り出しました。
私は人を感動させたくてWEBデザイナーになりました。かつて私は、何をやってもうまくいかず、暗い毎日を過ごしていました。ある日、たまたま見かけたホームページを見て、感動し涙がでました。そこから人生が変わりました。私はそのホームページのおかげで人生が救われました。デザインは人の人生を変えるんです。
それから、私自信がデザインで、人の人生を変えたいと思うようになりました。デザインの勉強をはじめ、昨年、WEBデザイナーになりました。
私は人を感動させるデザインしか作りません。徹底的に「感動」にこだわります。だから私はお客さんを選びます。商材もよく見させていただきますし、それが心から人を感動させられるものか、よく把握させていただきます。ですから、「絶対感動させられる。」と感じた仕事しかしません。
貴社の商品についてお伺いさせてください。
発注先を選ぶつもりが、むしろ逆に選ばれている
クライアントはそう言われて、そのWEBデザイナーさんの作品をじっくり見ていくと、吸い込まれるように見入ってしまいました。確かに、感動する。確かに言ってることは本当だと。
すると、クライアントは考えます。
うちの商品は、「人を幸せにしたり、感動させられたりできる」と心のそこから想える商品かと。
クライアントに絶大な信念があれば、そのWEBデザイナーにお願いしたいと思うでしょう。ぜひ会って見たいと思うかもしれません。
もし、少しでもだれかを不幸にしてしまう商品だったり、お金儲けのためだけにつくった商品であれば、そのWEBデザイナーにお願いはできません。そもそも、理念が合いません。
このWEBデザイナーは、感動させるデザインしかつくりません。つくりたくありません。確かに、きれいなデザインはまだまだかもしれません。
しかし、人の心を打つ言葉、動線、レイアウト、デザインが組み合わさり、本当に感動するデザインを作っているのです。
同じものを目指せた時、お互い最高の仕事に出逢える
感動させたい!と思うクライアントと、
感動させたい!と思うデザイナーは同じ理念、同じものを目指しています。
この仕事は理想的な仕事になるのではないでしょうか。
スキルが高くても、おしゃれに見せることを理念にもつデザイナーや、売ることを重点的に考えるデザイナー、そもそも理念自体がないが、スキルだけは高い人もいるかもしれません。
自社の商品で一人でも多くの人を感動させたい!と強く想うクライアントはだれを選ぶでしょうか?
一見、似たような職業や商品が比較対象になると思いますが、「理念が一致することで、選ばれる」ということが理想なのかもしれません。
自分はなぜ働いているのか?
なぜこの仕事を始めたのか?
あらためて考えてみてはいかがでしょうか?
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